外科処置

①抜歯

以下のようなケースは残念ながら抜歯の対象になります。

１．歯が大きくグラつく（歯周病の進行）

固定を試みるも改善が見られない場合は抜歯となります。

２．根もと深くまで進行したむし歯

残る健全な組織がほとんどなくなり、そのうえから土台やかぶせものを入れても支えきれないと保存が厳しいでしょう。

３．歯が根元で割れる（ヒビが入る）

根もとで歯が割れた歯を何度か保存を試みましたが、いずれも予後不良(＝結局抜歯）でした…

４．おやしらず

いちばん奥に生える智歯（おやしらず）、周りが腫れやすく、むし歯にもなりやすい。そのため抜歯が必要なケースがあります。

５．その他

歯が本来の場所に萌出しなかった場合、埋もれたままの場合、あと矯正治療の都合上(便宜的に抜歯する)、が挙げられます。

抜歯対象となった歯については、できるだけ当院で処置するように心がけておりますが、諸事情で当院処置が厳しい場合は大学病院等専門機関に紹介するようにしております。

②小手術

 抜歯以外の比較的小さな領域の疾患に対しても手術を行っております。

おもには、歯根端切除＋歯根嚢胞摘出、粘液嚢胞摘出、骨隆起除去。

歯周病が進んでる方の治療も行っております。

③専門機関への紹介

領域が大きい、もしくは難易度が高い疾患（顎変形症・悪性腫瘍・骨折に対する観血的整復固定、等)につきましては、専門機関へ紹介しております。あしからずご了承ねがいます。