先週土曜日に「日本口腔ケア協会&日本口腔ケア学会 学術大会」に参加いたしました。
今回は地元福岡、九州大学歯学部さんが主催という大変ありがたい状況。加えて日頃から取り組んでいる口腔ケア分野での学術大会というわけで行こうと決めた次第。
場所は九大馬出キャンパス内の百年講堂。
じつは馬出キャンパス、訪れたのは生まれて初めてでした。
日頃から取り組んでいる口腔ケア&訪問診療ですが、つねに求められるのは他業種のみなさまとの連携。処置をひとつ行うにしても、施設先やかかりつけの医院への連絡なしでは円滑に進めることができません。患者さんの身体的特徴については関わるすべての業種(ドクター、ナース、薬剤師、ケアマネさん、施設先、そして歯科)がつねに共有しておくこと。トラブル対策にもなりますので、このこころがけが大事なんですよね。
この日は特別講演、ランチョンセミナー、シンポジウム、と内容盛りだくさんでしたが、登壇された先生方に共通してたのは
・他業種さんとの連携をよりスムーズにするための努力を惜しまない姿勢
・同業の後進の先生方や他業種の方々への教育に惜しみなく力を注ぎ続ける姿勢
でした。
歯科どのジャンルにも言えることではありますが、自分が培ってきたことを更に磨きをかけレベルアップを図ることも大事ですが、他方で培ったスキルを惜しみなく若い先生方に伝えていくこと。これもまた歯科界にとって欠かせない姿勢だと思われます。
細々ながらも訪問診療先で診療と口腔ケアを続けている身としてはたいへん勉強になった1日でした。今後に役立てていきたいと思います。
ありがとうございました。